手作りの旅のしおりを作る時間はない。
旅のしおりはよく作るけど、ひとり旅にまで旅のしおりを作るのは面倒。
こういう人もいることでしょう。
確かに手作りの旅のしおりは作るのには手間がかかります。一人での旅行にまでわざわざ用意する気になれないというのも共感できます。ですが、今回紹介するEvernoteというアプリを使えば簡単に旅のしおりを作ることが可能です。大した手間もかからないので、例え一人旅であろうと旅のしおりを作る気になれます。
本来は作るのに手間がかかっても手作りをオススメしたいです。なぜなら、旅のしおりには実用性やエンタメ性の他に思い出として残せるという利点があるからです。とはいうものの、作る時間がない、思い出はいいから旅行の情報を整理しておきたい、という場合があるのも事実です。
ということで、今回はズボラな人でも簡単に旅のしおりを作ることができる、Evernoteの紹介と実際に作るながれ、見本を紹介します。
気になる方はEvernoteの公式サイトをチェックしてみてください。
Evernote公式サイト
Evernoteの利点とは何か
Evernoteを使ったことがあるでしょうか?
Evernoteはメモアプリです。ちょっとしたメモ、気になったブログ記事、ニュースなどを記録しておくと、パソコンやスマホ、タブレットのどこからでも閲覧できます。メモの種類はいろいろ対応しており、テキストでも画像でもウェブページでもファイルでもOKです。
メモをインターネット上に預けて、Evernoteを使って閲覧するというイメージ。
利用にはアプリのダウンロードと会員登録が必要です。プランが3種類あり、使える機能や容量が変わってきます。スタンダードな無料プランでも充分便利に使うことができるので、まずは無料プランからはじめてみましょう。
このEvernoteを使って旅のしおりを作るとき、次のような利点があります。
ポイント!
- 作業がしやすいパソコンで作り、旅行中は閲覧しやすいスマホで確認できる
- メモはテキストだけでなく画像やリンクが貼れる
- 他人との共有も可能
スマホよりもパソコンのほうが作業効率は高いです。なので作業がしやすいパソコンで作り、旅行中はスマホで内容を確認します。
また、単純に文字を入力するだけでなく、画像やサイトへのリンクを貼ることもできます。これを利用して、気になる場所の地図のリンクを貼っておいたり、利用するバスの時刻表のページのリンクを貼っておいたりもできます。テキストの装飾もでき、字の大きさ、字体の変更、字の色を変えることができるので、見やすいように工夫するといいでしょう。
複数人での旅行であれば共有機能を使って同じ旅のしおりを参加者で共有することもできて便利です。
Evernoteで旅のしおりを作成する流れ
それでは実際にEvernoteを利用して旅のしおりを作ってみたいと思います。
これは利用方法の提案なのであくまでも参考程度に見てください。旅行内容は適当です。
旅行ごとにノートブックを作る
Evernoteでは一つ一つのメモを「ノート」といい、ノートを集めた大枠を「ノートブック」と呼びます。
旅のしおりを作る際は、まずその旅行専用のノートブックを作りましょう。
「ノートブック」から「新規ノートブック」を選びノートブックの名前をつけます。ここでは「2泊3日で軽井沢へ!ショッピングと食べ歩きの旅」としました。
必要なノートを用意する
次にノートブックの中に入れるノートを考えます。
今回の旅のしおりの項目は、スケジュール、持ち物リスト、お土産リスト、連絡先リスト、周辺情報メモ、メモとしました。
それぞれの項目で1つずつノートを作成し、名前をつけていきます。
スケジュールは日ごとに1つのノートを用意しました。これは、旅行中のムダをなくすためです。1日目から3日目までの予定を1つのノートに入れておくと、スクロールに時間がかかったり分かりづらくなってしまうからです。
スケジュールを入力する
まずはスケジュールの入力です。スケジュールのノートを開き、時間と場所、注意したい点などを書いていきます。
途中、この情報があったら便利だなということは、インターネットで調べてその情報が書いているURLをコピーして貼り付けましょう。
例えば、この辺りの地図が欲しいなと思ったら、googlemapで調べてURLを貼っておきます。他にも、ランチを食べるお店の候補をお店のURLと一緒に貼り付けたりするのもいいでしょう。
文字だけだとシンプルですが、文字の大きさや字体、色、下線などを付けるとより見やすくなります。また、スマホで見ると画面の幅が狭くなるのでそれを見越したレイアウトにする必要があります。(やってみると分かると思います)
まずはデザインは気にせずとにかく情報を放り込んでいくのがオススメです。内容を書き込み終わったあと、時間があったときにデザインはいじりましょう。
リストを作る
持ち物リストやお土産リストを作ります。
持ち物リストは当たり前のものは記入する必要はなく、忘れてはいけないものあると便利なものを中心に書いておきます。チェックボックスのボタンを押すと画像のようなチェックボックス付きリストの完成です。クリックやタップするとチェックが付いたり消えたりします。
お土産リストは、買うものと渡す相手を記入しておくと便利です。
表ボタンを押すと縦横何マスずつの表でも簡単に作れます。幅はドラックで自由自在です。
これと先程のチェックボックスを組み合わせてリストを作りました。
今回は4×3の表と4×2の表を作りました。幅の調整も簡単です。
簡単に作ることができる
このようにテキストや画像だけでなくリンクを貼ることで簡単に情報いっぱいの旅のしおりが完成します。
貼り付けたURLをタップすれば自動でブラウザアプリが起動し、必要な情報を確認することができるのがとても便利。(googlemapのURLならgooglemapアプリが起動します)
要は旅行中に検索して調べる手間を省くため、事前にURLを調べて貼り付けておくことができます。
手作りの旅のしおりのようにキレイに編集はされていませんが、パッと見てリンクをたどるだけで必要な情報を確認できるのがとても実用的で便利です。
他にもEvernoteを他人と共有する方法を使ったり、画像を貼り付けたり、テキストをタップすると埋め込まれたURLに飛ぶようにできたりと、小技を覚えればもっと便利でスタイリッシュな旅のしおりを作ることができます。
どうですか?手作りで旅のしおりを作るのは大変でも、Evernoteを使えば作れそうな気がしませんか?
作業のしやすいパソコンで作って、どこでも見れるスマホで確認する。欲しい情報が揃っていて、情報量は多いのにもかかわらず入力する手間はリンクを貼ることで効率化されています。
Evernoteというアプリは旅のしおり以外にも使えるとても便利なアプリです。一度ダウンロードして試してみてはいかがでしょうか。
まとめ
- Evernoteで作る旅のしおりがオススメ
- PC、スマホで連携しているので、作りやすいPCで作ってスマホで閲覧も可能
- リンクや画像などを貼り付けられる
- 旅行で使うかもしれない情報を事前に集めて貼り付けておける
Evernoteを使えば実用的で自由度が高い旅のしおりが作れます。
旅のしおりならではのワクワク感は少ないですが、実用的なのでひとり旅にもオススメです。
Evernote
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