旅のしおりを作るにあたってまず考えたいのは書く内容、どんなことを書くかです。
思い浮かぶのは学生時代の修学旅行や遠足で見たあの旅のしおり。日程表や持ち物リスト、班割り、バスの座席表。懐かしく感じる人も多いでしょう。
しかし、いまあの頃のような旅のしおりを作る必要はありません。
あの頃の旅のしおりは1つのお手本。テンプレ通り、同じように作る必要はありません。自由に書く内容や項目を選ぶことができます。
ここでは旅のしおりに書くことをオススメする内容・項目について紹介します。
この中からあなたが予定している旅行に合う項目を選んで、あなたならではの旅のしおりを作りましょう。
旅のしおりに必要なこと
旅のしおりに何を書くか。
大切なのは次の3つです。
- 旅行が楽しくなる
- 書いておくと便利
- 思い出に残る
あくまでも旅行が楽しくなるために、書いておくと便利だったり、思い出に残るような内容を書きましょう。
逆を言えば、これにあった内容であれば何を書いたってOKです。
素敵な挿絵を入れても、デザインに凝っても、事細かな持ち物リストを書いても、シンプルにスケジュール表だけでも何でもあり。自由に楽しんで作りましょう。
このサイトでおすすめする項目は次の9項目。詳しくは下で参考例とともに紹介しています。
- 題名 / タイトル
- テーマ
- 参加メンバー
- 日程表 / スケジュール
- 地図や観光情報
- リスト
- メモ / フリースペース
おすすめの書く内容・項目
それぞれの項目の意味やこういうときに便利というポイントを紹介します。
ここからアイデアを膨らませていくといいでしょう。
また、それぞれの項目について詳しく紹介している記事へのリンクが貼ってあるので、そちらも参考にしてください。
旅の題名(タイトル)
旅にタイトルをつけると旅行が盛り上がります。
表紙に「旅のしおり」と書くのではなく、例えば「春の京都〜お寺巡りの旅〜」や「紅葉鮮やか!秋の日光」など、いろいろ考えてみましょう。
旅のしおりを手にしたとき最初に目がいき、この旅行がどんなものか想像してワクワク感を与えるのがこのタイトル。センスを問われる難しいポイントではありますが、いいタイトルを付けたいところ。
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旅のテーマ
旅にテーマをもつと旅行の目的が明確になります。
テーマとは食べつくしツアーだったり、アニメや漫画の聖地巡礼ツアーなど旅行の核となる目的のことです。
テーマがあることでスケジュールも組みやすくなりますし、目的がはっきりすることで旅行参加者の意思統一ができます。旅のしおりにテーマを書いて共有しましょう。
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参加メンバーの一覧
参加メンバーを一覧にするだけでもいいですが、他にも工夫することができます。
書き方次第で、親しみやすくなったり距離感が縮まったりもします。
また旅行での役割を作っても楽しむのもオススメです。
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スケジュール
旅のしおりに日程表があれば、スケジュールを旅行参加者全体で共有できます。
時間に気をつけることで行き当たりばったりにならず、限られた時間を有効に使うことができるでしょう。
特に「ここは必ず行く!」というポイントや「この時間は決まっている!」というポイントがあればそれを明記しておくといいですよ。
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旅行先の情報
地図や観光情報など、旅先の情報を載せることで旅行が楽しみになってくるものです。
何も調べずに行くよりも、下調べしたほうが旅行は楽しくなります。
旅のしおりに載せて、旅行のメンバーで共有しましょう。
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リスト
リストを用意することで確認が簡単になります。
忘れることは旅行をつまらなくする原因の一つです。いろいろなリスト作って旅行での忘れ物をなくしましょう。
持ち物リストだけではない、旅のしおりにあると便利なリストが他にもあります。
こちらの記事を参考に
メモ欄・フリースペース
メモ欄・フリースペースはどうやって使えばいいかが分からなくて、空白のまま旅行が終わってしまうことが多い項目です。
いろいろな利用方法を考えて、旅行参加者に提案することで有効に利用しましょう。
こちらの記事を参考に
連絡先
連絡先は旅行中の万が一に備えた、あると便利な項目です。
ただし、個人の連絡先などの個人情報を載せることはしおり紛失時のリスクを考えると検討が必要です。
こちらの記事を参考に
注意事項
旅行中は何かと羽目を外しがちです。
トラブルが起きないように事前に注意喚起をしましょう。
また、注意事項という表現ではなく、約束ごとなどと表記することで印象も柔らかく一体感が生まれやすくなります。締め付けたり、上から目線にならないよう、旅行が楽しくなる書き方をするよう気をつけましょう。
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書く内容の決め方
まずは書く内容を決めなければいけません。
次のステップを参考にしてみてください。
- Step1:一般的な項目を確認
- Step2:旅行に必要なものを選ぶ
- Step3:とりあえず決定
どんな項目があるか確認
まずは上で紹介しているおすすめの項目を確認してください。
どんな項目があって、それにどんな意味があるのか。これからする旅行に当てはめたときを想像してみてください。
必要なものを選ぶ
この旅行に必要な項目は何なのか、上で紹介しているおすすめの項目から選んでみましょう。紹介している項目すべてを入れる必要はありません。必要なものだけを選びましょう。
無理に詰め込まず、その旅行にはどんな項目が必要かを考えるのがオススメです。
例えば、「持ち物は各自自由でいいからスケジュールだけ伝えたい」となればスケジュールのみでもいいですし、「特別な持ち物を持ってきて欲しい」となれば持ち物リストを記載すればいいのです。
無理に全部つめ込まず、その旅行に何が必要なのかを考えて選択しましょう。
とりあえず決定
まずはとりあえずでいいので決定しましょう。
あとから修正することもできます。作っていくうちに他に必要な内容が思い浮かべば、あとから追加しましょう。
書く内容を決めるあたっての注意事項
旅のしおりにどんなことを書くのかを決めるのはそんなに難しいことではありません。
大切なのはたった1つ。
「どうすれば旅行が楽しくなるか」ということのみです。これだけ注意しておけば特に問題はありません。
- 観光スポットをいっぱい見て楽しみたい
スケジュール表 - 美味しいものをいろいろ食べるのが楽しみ
食べたいものリスト - 忘れ物したら楽しくなくなる
持ち物リスト - 記念スタンプを集めて楽しみたい
フリースペースやスタンプ帳 - しおりを見てメンバーに楽しんで欲しい
旅のしおりのデザインを凝る
旅行を楽しむためにはどんな内容にすればいいかで考えれば中身は決まります。型にはまった旅のしおりを作る必要なんてありません。
旅のしおりの中身は旅行に合わせて自由に
旅のしおりにはいろいろなものがあります。
情報が詰め込まれたものもあれば、必要最低限の伝達事項のみのものもあります。決まりはありません。
意識するのは旅行が楽しくなるためにはどうしたらいいかです。
「楽しくなるためにはいろいろ見たいからスケジュール管理をしっかりしなきゃ。」
「楽しくなるために美味しいものを一杯食べたいからリストアップしよう」
「忘れ物したら楽しくなくなっちゃう」
こういった考えから載せる内容を決めていきましょう。
何が正解というのはないので、当サイトで紹介するアイデアを参考に自分たちの旅行に必要な情報を旅のしおりに書き込みましょう。
まとめ
- 一般的な内容を確認
- あなたの旅行に必要な項目を選択
- 楽しい旅行になるための旅のしおりにする
旅のしおりに載せる一般的な項目を紹介しました。
ですが大切なのはあなたの旅行にはどんな項目が必要かということです。
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