旅行の夜や移動中など、ちょっとしたスキマ時間にやることと言えばカードゲームです。
トランプやUNO。大人になるとあまりやる機会がなくなったカードゲームですが旅行となるとなぜかやりたくなるものです。
旅の夜に、くだらないことを喋りながら、みんなでワイワイ盛り上がる。きっと最高の時間になります。
そんなカードゲームですが、王道のトランプやUNO以外にも最近は面白いゲームがたくさんあることをご存知でしょうか。今まで知らなかった新しいカードゲームがどんどん登場しており、テレビなど多くのメディアで特集されるほどです。
ここでは旅行の夜にホテルや旅館でみんなで遊べるおすすめのカードゲームを紹介します。
おすすめのカードゲームまとめ
旅行とカードゲームの相性がいいのは次のような理由から。
- コンパクトで持ち運びしやすい
- ルールが簡単ではじめてでも楽しめる
- ワイワイおしゃべりしながら遊べる
あまり持ち物を増やさす、みんなでダラダラと楽しめるのが大きなメリットです。
みんなでテレビを見るのも楽しいかもしれませんが、せっかくの旅行、いつもと違った過ごし方ができるカードゲームがおすすめです。
それではおすすめのカードゲームを紹介します。
トランプ
定番のトランプ。シンプル・イズ・ベストです。
ババ抜きや七並べ、大富豪など、誰もがルールを知っている遊び方がいくつもあり、対応年齢、遊べる人数の幅も多いカードゲームです。
旅行といえば荷物を少なく済ませたいもの。そんなときトランプであれば、カード自体も小さく持ち運びやすいだけでなく、それ一つでいろいろなゲームを楽しめるのでとても便利です。
中毒性の高いゲームも多く、一つのゲームに熱中するのもよし、飽きたら違うゲームに変更してもよし、というのがトランプの大きなメリット。 定番のカードゲームだからこそ、ルール説明の時間も必要なく、すぐに遊び始められるというのもいいところでしょう。
UNO(ウノ)
UNOも定番のゲームです。多くの人が一度はやったことがあるのではないでしょうか。
カードが配られ、場に積まれているカードと同じ色か同じ数字のカードを捨てていき、手持ちのカードがなくなった人が勝利というゲーム。
数字カード以外のDrawやReverseカードなど特殊効果があるカードをうまく使うのが勝利への近道。最後の1枚になったら「UNO!」とコールするというのも盛り上がりポイントです。
メジャーなゲームなのでルールを知っている人も多く、単純ではあるもののついついのめり込みやすい中毒性のあるゲームです。 定番ではあるもののローカルルールも多数存在しているので、ルールを確認しながらやるのがおすすめです。
ナンジャモンジャ
カードに描かれているキャラクターに名前をつけそれを覚えるゲーム。
中央においた山札から順番に1枚ずつめくっていきます。はじめて見るキャラクターが出たらめくった人が名前をつけ、覚えておきます。すでに名前がつけられたキャラクターが出てきたらその名前をコール!一番早くコールできた人がカードをもらえ、最終的にカードをたくさん取れた人が勝ちというルール。
このゲームの面白いところは自分たちでキャラクターに名前をつけていくというところ。名前をつけるセンスによっては盛り上がること間違いなしです。
テレビでも紹介されていて、ドラマに登場したり、乃木坂46が遊んだりと注目のカードゲームです。 「ナンジャモンジャ・シロ」と「ナンジャモンジャ・ミドリ」があり、入っているキャラクターに違いがあります。セットで販売されている「ナンジャモンジャ・ペアセット」を購入すればキャラクターの数も増え、遊べる人数も倍に増えるので大人数の場合はペアセットがおすすめです。
キャット&チョコレート
このゲームは迫りくるピンチを限られたアイテムを使って回避するゲーム。
簡単に説明すると、お題のカードに書かれている「日常に起こりうるピンチ」を、手札の限られたアイテムでどう乗り切るか即興でプレゼンするゲームです。
例えば「さぼっているところを見つかりそう」というピンチがお題カードで示され、手元に配られているカードが「めがね」「チョコレート」だとします。この手札のカードを使いお題のピンチを乗り切るためにどうすればいいか、即興で考え発表します。 一例として「メガネを掛け、チョコレートを顔に塗りたくり変装することで回避した」みたいに。 このプレゼンで他のプレイヤーを納得させればOKというアバウトなルール設定になっています。
みんなで話し合ってコミュニケーションを取りながら盛り上がります。
はぁって言うゲーム
同じ「はぁ」という言葉でも言い方しだいでいろいろな感情を表現できます。このゲームは言葉に感情を乗せ、その感情がどんな意図を持つか当ててもらうゲームです。
各プレイヤーには共通のセリフ(「はぁ」や「えー」など)を与えられ、プレイヤーはそれぞれのシチュエーションに合うよう演じます。(驚きの「はぁ」と失恋の「はぁ」では同じ言葉でも違いますよね)
演じたプレイヤー以外のプレイヤーは、それが何を演じているかを当てます。ジェスチャーは禁止されているので、声と表情のみで表現します。
「うまい!」となったり「いまのは違うよ」となったり盛り上がるわけです。 お題のセリフは「はぁ」以外にも「えー」「なんで」「うん」などもあり、「寝顔」「振り向いて」「ウィンク」などの仕草、「早口言葉」「自己紹介」など全30種が用意されています。
ワンナイト人狼
人狼ゲームとは、プレイヤーが村人と村人に化けた人狼になり、村人は人狼を見つけ出し、人狼は正体がバレないように村人を襲うゲームです。会話の中から相手が何者なのかを推理します。
ワンナイト人狼はそんな人狼ゲームをギュッと短縮したゲームで、ゲームマスターを必要とせず、最低人数は3人から、1ターンで決着します。通常の人狼ゲームではゲームに参加せずその場を仕切るゲームマスター(司会者)が必要だったり、途中で脱落者が出たり、ある程度の人数が必要です。ですが、ワンナイト人狼の場合、ゲームに参加できない人が出ず、少ない人数でもみんなが楽しめます。
この商品自体は役職が書かれたカード。これを使って役職を決められます。 通常の人狼ゲームでもいいかもしれませんが、旅の夜に短時間で楽しめるのでおすすめです。
ハゲタカのえじき
1から15のカードを使って得点カードを取り合うゲームです。
獲物カードをめぐり、配られた手札のカードを同時に出し数が多い人が獲物カードを貰えるという単純ルール。
獲物カードには得点が決められており、その得点の獲物を獲得するのに手札の何点のカードを出すかという駆け引きが行われます。 とっても単純ですが、駆け引きが楽しいゲームです。ルール把握もしやすく、旅先でやるのにも向いているでしょう。
ito (イト)
会話の中からお互いの価値観を探り合い、協力して楽しめるゲームです。一緒にプレーしたら知らなかった一面に気がつくかもしれません。
1から100までのカードからプレーヤーに一人1枚ずつ配られます。数字は口にしてはいけないというルールのもと、テーマカードの内容に沿って数が小さい順にカードを出し切れればクリア。
例えばテーマが「食べ物の人気」だった場合、それぞれ配られたカードの数字を「食べ物」で表現し、プレイヤー同士相談しながらカードを出していきます。「私はカレーライスを持っています」「私はケーキ」「私はセロリかな」とそれぞれのカードを表現し、話し合ったりするわけです。
人それぞれ価値観は違うので、そのズレを感じれるのが面白いポイント。対戦型のゲームではありませんがコミュニケーションを取りながら盛り上がれるのが魅力です。
ラブレター
日本ボードゲーム大賞の2012年投票部門で大賞を受賞したゲームです。プレイヤーが姫に恋する若者となり、彼女の元まで恋文を届けるというストーリーです。
持ち札1枚、ひとりずつ山札からカードを1枚引きます。カードを引いたら持ち札か、いま引いたカードのどちらかを場に出します。捨てたカードの効果(他プレイヤーを脱落させる、他のプレーヤーのカードを見るなど)が発動しゲームが展開していきます。最後の一人になれば勝ち。
やってみないとイメージつきづらいかもしれませんが、ルールはとても簡単ですし、短時間で1ゲームが終わるので手軽に楽しめます。
コヨーテ
プレイヤーの合計数字を予測するゲームです。
数字が書かれたカードを1枚ずつ配り、それぞれ額の上にカードをかざします。つまり自分は自分のカードが分からないけど、他人のカードは分かるという状態にします。この状態で、場の数字の合計を予測するわけです。
順番に予測する数字を言い、合計数字を超えたと判断したら「コヨーテ」と宣言。コヨーテ宣言後に数字を確認し答え合わせをします。
コヨーテが成功=自分の前の人が負け。コヨーテが失敗=コヨーテ宣言者が負け。となります。 文字にすると難しいですが、これがけっこう面白い。単純なゲームではありますが、駆け引きもあって中毒性があります。
おばけキャッチ
このゲームはカードと5つの駒(白いお化け、グレーのネズミ、青い本、緑のビン、赤い椅子)を使います。
カードが1枚ずつ場に出され、そのカードに描かれているイラストに該当するものそのもの、もしくは色・物いずれも描かれていない駒を取り合います。
例えば、「青い本と白いビン」が描かれていれば、該当するそのものの「青い本」を素早く取りあいます。もしくは「緑の本と赤いネズミ」が描かれていれば、色・物いずれも描かれていない「白いおばけ」を取り合います。
何も難しいことじゃないのに、じっくり見ても分からないから面白く、白熱すること間違いなしです。
旅先でのカードゲームを選ぶポイント
カードゲームはここで紹介した物以外にも面白いものがたくさんあります。 ですが、「旅行中に遊ぶ」ことに限定した場合、ゲームを選ぶポイントがいくつかあります。
- 遊べる人数と旅行参加者数
- はじめてでも分かりやすい
- 持ち運びやすい
3人での旅行なのに4人以上でしか遊べないようなゲームでは意味がありません。旅行に参加する人数と、カードゲームで遊べる人数が合うものを選ぶ必要があります。
また、複雑なルールや慣れが必要なゲームは大切な旅行の時間を無駄にしてしまうかもしれません。誰もが簡単にはじめられる、分かりやすいルールのゲームがおすすめです。
小さい子が一緒の場合であれば対象年齢も確認しておくといいでしょう。
カード以外にもいろいろなものが必要なゲームもありますが、極力持ち運びがしやすい大きさのものがおすすめです。複数ゲームを持っていかず、荷物にならないように「これ!」という1つを選んで持っていきましょう。
そう考えるとトランプやUNOは万人に受け、ルールもある程度知っていて王道のカードゲームだなと感じますね。
購入は実店舗よりネットショップがおすすめ
カードゲームの購入はおもちゃ屋さんでも可能ですが、ネットショップを利用することをおすすめします。
なぜなら実店舗では売っている場所が分かりづらかったり、商品が置いていないという場合が多々あるからです。
トランプやUNOであればメジャーな商品ですが、他のカードゲームはどうでしょう。店舗にもよりますが結構微妙なところです。
その点、ネットショップであれば検索すれば商品があるかどうか確認できますし、在庫の有無も一目瞭然。配送に時間がかかるものの、ストレスなく購入することができます。
お近くにカードゲーム専門店があるなら別ですが、カードゲームはAmazonや楽天市場、Yahoo!ショッピングなどのネットショップを利用することをおすすめします。
まとめ
紹介したカードゲームはすべてみんなでワイワイと楽しめるカードゲームです。
最近はみんなでいるときでも、スマホのゲームなどを1人でやる人もいます。ですが、せっかくの旅行なのでみんなで楽しむ時間を作る方が良くないですか?
カードゲームは単純なルールなものも多いですし、気軽に楽しめるのでおすすめです。
総合優勝や、総合最下位などに商品や罰ゲームを用意してもおもしろいかもしれません。もちろん、旅行が憂鬱になるような罰ゲームはやめて、みんなが楽しめるようなものがいいですよ。 ぜひ、ここで紹介したカードゲームを試してみてください。
まとめ
- カードゲームはルールが簡単でみんなで楽しめます
- 旅行の夜におすすめなカードゲームを紹介
トランプ / UNO / ナンジャモンジャ / キャット&チョコレート など - 購入はおもちゃ屋よりもAmazonなどのネットショップがおすすめ
- みんなが楽しめる簡単なゲームがおすすめ
せっかくの旅行です。昼だけでなく夜もみんなで盛り上がりたいもの。
そんなときにカードゲームは手軽に楽しめることができるのでおすすめです。