渋滞中の過ごし方しだいでその旅行が楽しくなるかつまらなくなるかが決まってしまうことが多々あります。
車での旅行は荷物のことを気にする必要が少なかったり、移動が楽だったりとメリットがありますが、渋滞という大きなデメリットがあります。渋滞は無駄な時間を過ごす気持ちにさせられ精神的にとてもつらいものですよね。
特に小さい子供を連れて行く旅行の場合、「荷物が多いから電車より車の方がいいかな」と車での旅行を選びがちですが、渋滞にハマってしまうとさあ大変。子どもは我慢をせず「つまらない」「まだつかないの?」などと大人のイライラを増幅してくれます。
ここではそんな時のために覚えておきたい、子どもを飽きさせないための渋滞中の車内での過ごし方を紹介します。
このアイデアで少しでも楽しい渋滞時間を過ごしていただければ幸いです。
ゲームをする
子どもはゲームが大好きです。楽しければ渋滞の退屈な時間も楽しんで過ごしてくれます。
スマホやSwitchなどの携帯ゲーム機でももちろんいいのですが、旅行中の電子ゲームは旅行の一体感も何もなく寂しい気もします。子どもとしてはこういったゲームの方が楽しいかもしれませんが、ここは独自のゲームを用意しておいてはいかがでしょう。
単純なものでは「しりとり」です。お題をしぼって(食べ物しりとりなど)みたり、リズムを付けるだけで意外と楽しめるものです。他にも山手線ゲームやカタカナ語使っちゃダメゲーム、クイズ大会も定番ではないでしょうか。
ポイント制にしてイベントとして盛り上げましょう。
旅行はコミュニケーションを取る絶好の機会です。こうしたゲームも楽しみつつ、最後は携帯ゲーム機にお世話になるのがオススメです。
動画を見る
アニメや映画を観て過ごす方法もあります。
旅行前にDVDを借りておいてカーナビや携帯DVDプレイヤーで視聴します。(運転手さんは運転に集中してください。)
映画だと1時間以上時間がつぶせるのでお手軽です。映画を観ているといつの間にか子どもが寝てくれる場合もあるでしょう。
また、タブレット端末などを利用してyoutubeやNetflixなどのVODサービスを見せるという方法もあります。しかし、ずっと見ていると通信量が心配になります。そんなときはVODサービスのダウンロード機能を使いましょう。旅行前にWi-Fiが利用できる自宅で映画をダウンロードしておけば、外出先で大きな通信量を使わずに済みます。
VODサービスの中にはこのダウンロード機能がないものもあります。確認してから加入しましょう。
会話をする
旅行中は家族のコミュニケーションを取る大切な時間でもあります。渋滞中の時間を利用して会話をしコミュニケーションを取りましょう。
話題はどんなことでも構いません。日々の生活、学校のこと、旅行の感想、見えている景色についてなど頭に浮かんだことを話してみましょう。
普段、なかなかまとまった時間を使って話をする時間が取れない人にとっては貴重な時間になるはずです。
ただ注意しておきたいのは怒ったりしかったりしてはいけないということ。
旅行中は楽しくしているのが一番です。ただでさえイライラしやすい渋滞時間では、できるだけイライラを避けるようにしましょう。ニコニコ微笑ましい会話が理想です。
寄り道をする
いっそのこと渋滞を避けるのはいかがでしょう。
時間が決まっている場合はそうもいかないかもしれませんが、臨機応変に対応することも旅行の醍醐味です。
高速道路であれば、サービスエリアやパーキングエリアで早めの休憩を取ることも大切です。車を降りてリフレッシュすることで子どもも気分が変わります。リセットした状態でまた車に戻りましょう。
休憩することでいつの間にか渋滞が緩和されるということもあります。(逆もありますが…)
また、道路情報を確認して他の道が空いてそうなら、そちらを試すのもいいかもしれません。
思い切って予定にない近くの観光地に立ち寄ってみるのもいいかもしれません。当初の予定とは違ったとしてもその方が時間を有効に使え、楽しめる場合もありますよ。
渋滞中の過ごし方しだいで事故防止にも
子どもが退屈になったり、わがままを言ってしまったり、ぐずったりするのは当たり前。でも、大人としては分かっていてもイライラが増幅されるものです。
渋滞中のイライラは事故の原因にもなります。こういった渋滞対策も安全運転のために大切なことですね。
いずれの方法も事前に準備をしておくことでスムーズに行きます。旅行前にはこうした車内での過ごし方も含めて準備しておきましょう。
まとめ
- ゲームをする
- 映画や動画を見る
- 会話をする
- 寄り道をする
渋滞は大人にとってもイライラすることです。ですがイライラは交通事故の原因にもなります。
そんなことはお構いなしの子どもは大人をさらにイライラさせることもあるでしょう。しっかり準備して渋滞中の車内を楽しめるようにしましょう。
家族旅行にも旅のしおりがオススメです。