旅のしおりの原稿ができたら次は製本です。
製本といっても旅のしおりの場合は原稿の枚数やデザインなどによって方法は変わります。
例えば小学校でもらった旅のしおりのように端をホチキスで留めてもいいですし、紙ペラ1枚に内容を詰め込んで製本なんてしないという方法もあります。またはちょっと厚めの紙に印刷してパンフレットのように折りたたんでもいいかもしれません。
他にも方法はあるので自分に合った製本方法を探しましょう。
ここでは旅のしおりの一般的な製本方法について紹介します。
旅のしおりは旅行に持っていくもの。邪魔にならないで、なおかつオシャレな方法を見つけましょう。
資料やレジュメのようにまとめる
単に原稿をまとめます。
片隅をホチキスで留めてペラペラとめくれるようにします。
簡易的でページ全体を見やすいまとめ方です。
ただし、しっかりと製本しているわけではないので、留めている部分が破けやすかったり、紙が丸まりやすくなってしまうのが難点。持ち歩いているうちにすぐ汚くなるかもしれません。
見栄えはよくありませんが、「製本に手間をかけたくない」「とりあえずまとまっていればいい」という人にはオススメの方法です。
ホチキスだけでなく、穴あけパンチで穴を開けリングでまとめる方法もあります。
冊子のようにする
1辺を綴じて本のように製本します。
比較的しっかりと製本できるので保存もしやすいです。ただ、原稿の枚数が少ないと少しやりづらい場合もあります。
基本のホチキス止め
原稿の1辺を2〜3ヶ所程度ホチキスで留めます。簡単にできるお手軽な方法です。
小学校でもらった旅のしおりもこの方法だったのではないでしょうか。見栄えはイマイチですが1番ポピュラーな方法といえます。
ホチキスの代わりに、穴あけパンチで穴を開けリングやリボン、紐、ファイルで綴じるという方法もあります。
製本テープを使って
ホチキスで仮留めし、製本テープを使いしっかりと製本します。
製本テープが補強してくれるので、単にホチキスで留めるよりもしっかりと製本できます。
いろいろなデザインの製本テープ(もしくはマスキングテープ)があるのでカラフルにもできオシャレに旅のしおりを彩ることができます。
それほど手間がかからない方法ですが、見栄えはかなり良くなります。
中綴じ
用紙を2つに折り、折り目に外側から内側に向けてホチキスなどで留めます。
針金部分が隠れるので引っかかることもないですし、枚数が少なくてもキレイにまとめることが可能です。
柔らかいものの上でホチキスを上から突き刺せば簡単にできますが、中綴じに対応しているホチキスを使うともっと手軽に作れます。
和綴じ
のりや針を使わずタコ糸などで製本します。
和風なデザイン性と高級感を出すことができます。
見た目の印象はいいですが、とにかく手間がかかります。枚数が少ない場合は作りづらいです。
折り本
紙を折りたたんで冊子状にします。
金具ものりも使わず、折るだけで冊子状にできる方法です。
まず下の画像のように1枚の用紙に8ページの原稿を印刷します。
中心部に写真のような切込みを入れ、下の画像のように折ると小冊子のできあがりです。
もとの紙のサイズがA3だと1ページがA6サイズの冊子になります。コンパクトにまとまりホチキスやテープなどを何も使わず作れるところがいいところ。
パンフレットのように折りたたむ
パンフレットのように折りたたみます。
印刷方法を工夫することでおしゃれなパンフレットがつくれます。持ち運びに便利で取り出しやすい反面傷みやすいところがあります。
折り方も工夫することで、いろいろな構成を考えることができます。
普通紙よりも少し厚めの紙を使うのがオススメです。
実用的な製本か、オシャレな製本か
いくつかの製本方法を紹介しました。
いずれもそれぞれにメリットデメリットがあります。
実用性を取るのかデザインのインパクトを取るのか。あなたの考え方次第で製本方法は変わってきます。
この旅行では何が大切なのかを考えてその旅行に合った旅のしおりを作ってください。
まとめ
- 旅のしおりの製本方法はいくつもある
- 資料・レジュメ風に角を留める
- 冊子にする(ホチキスやテープ、紐を使う)
- パンフレットのように折りたたむ
製本法によって旅のしおりの見栄えは大きく変わります。
原稿の中身だけでなく全体的な見栄えにもこだわって旅のしおりを作ってみましょう。
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