日程表・スケジュール

旅行のスケジュールを管理する予定表は、旅のしおりのメインともいえる項目です。

スケジュール表・日程表・行程表と言い方はいろいろありますが、いずれも「旅行の計画をまとめる」、「旅行中の時間管理ができる」という機能だけでなく、「旅行の参加者へスケジュールを知らせる」意味もあます。これにより「ただついて来るだけ」の参加者を無くし一体感を持った旅行にすることができるでしょう。

ここでは旅のしおりに旅行のスケジュール表・日程表を載せるメリットや、作るときに注意したいポイントについて紹介します。

ただ予定を書き並べるのではなく旅行者にやさしいスケジュール表・日程表を作りましょう。

旅のしおりに旅行スケジュール表を載せるメリット

旅行の予定表は旅行の計画をまとめ、時間管理ができるというメリットがあります。

旅のしおりに載せることで「いつ」「どこに」行くのかが分かる、旅のしおりの中心となる項目です。

旅のしおりのメリットのひとつは、旅行のメンバー間で旅行の情報を共有できるということ。

スケジュールを共有することで、どこに行くのかだけでなく、次の場所までの移動時間はどれくらいかかるかや、時間に遅れることが次の予定にどれくらい影響を与えるかなども理解できます。

みんなで共有しておくことで、時間に追われない旅行になり、予定を知らないでただついて来るだけという人もいなくなるでしょう。きっと参加している1人1人がその旅行を楽しもうという気持ちになれるはずです。

また、予定を載せておくことで、旅のしおりが旅行の記録にもなります。あとで見返したときに、「この旅行はこんなところに行ったのかー」とか「スケジュール詰め込みすぎたんだよなー」なんて思い出にひたることができるでしょう。

ポイント!

  • 予定をまとめ旅行中の時間管理ができる
  • いつ、どこに行くのかを共有できる
  • ついてくるだけの人がいなくなる
  • 旅行の記録としてあとで見返して振り返られる

旅行の日程表をつくるときの注意点

旅行の日程表は、予定したスケジュールをもとに行き先を書き並べるだけでも作ることはできます。

ですが、ちょっとしたポイントを意識するだけで、もっと分かりやすく意味のあるスケジュール表にすることも可能です。

行き先をハッキリとさせる

気の向くままに行動をする旅行もありますが、基本的に旅行には目的地があります。

なので、スケジュール表に行き先をハッキリ書いておくことが大切です。旅行参加者に行き先を共有することができ、ただ付いて来るだけという参加者をなくすことができます。

また、優先順位の高いスポットや目玉となるスポットを強調させると、この旅行の目玉スポットがどの場所かが分かり旅行前のワクワク感が増すのでオススメです。

時間に制約があるものをハッキリさせる

行き先の到着・出発時間、交通機関の予定時刻をスケジュール表に記載します。

このとき重要なのが、時間が決まっている予定は強調して記載しておくこと。

時間が決まっているとは、例えば予約の時間や営業時間、交通機関の出発時間など、この時間までにその場所に行かなければダメなもののことです。

日程表に記載しておくことで、事前に旅行参加者にその情報が共有でき時間に追われることが少なくなります。

移動時間をハッキリさせる

目安となる移動時間や移動方法を記載します。

目的地への到着予定時間だけあればいいようにも思いますが、移動時間を記載することでその先の行動を考えやすくなります。例えばトイレやお土産購入など、時間をうまく使えて余裕を持った行動が可能です。

上で紹介した「制約のある予定」とあわせて記載しておけば遅れること無く行動することができます。

移動時間はインターネットを利用すれば簡単に調べることができます。事前に調べておきましょう。

スケジュールは余裕を持たせる

ギチギチに予定を詰め込むとトラブルが起こりやすくなります。

スケジュールはある程度の余裕を持たせることが大切です。

そのうえで「時間に余裕ができた場合はここを訪れる」といった「余裕ができたとき用の予定」も用意しておくのがオススメ

予定の記載方法

スケジュール表の記載方法には次のようなものがあります。

  • 単に予定を書き並べる
  • 表にする
  • 地図に時刻を書き込む

書き並べたり表にすると予定の流れが分かりやすく、地図に時刻を書き込むとルートと位置関係が分かりやすくなります。

いずれの方法も大切なのは見やすく分かりやすいことです。あとは予定の流れを重視するのか位置関係を重視するのかを考えて決めましょう。

予定は予定として考えよう

ここでは旅のしおりに旅行の予定表を載せるメリットや作るときの注意点、記入方法について紹介しました。

旅行の時間管理はその旅行をスムーズに進めるための重要な要素です。無理のないスケジュールが組めているかを確認する意味でも、旅のしおりに日程表を入れることは大切でしょう。

ただし、予定はあくまで予定です。

予定に縛られて旅行が窮屈に、ストレスの溜まるものになっては元も子もありません。

あくまで予定は予定として割り切り、旅行を楽しむことを大切にしましょう。

まとめ

  • 予定をまとめ旅行中の時間管理ができる
  • いつ、どこに行くのかを共有できる
  • ついてくるだけの人がいなくなる
  • 旅行の記録としてあとで見返すと楽しい

旅のしおりにスケジュール表、予定表を記載するメリットは以上の4つ。
情報の共有と思い出を残すという実用的な効果があります。

  • スケジュール表は予定や時間の管理を共有できる
  • 旅行の記録にもなる
  • 行き先、時間をハッキリさせ重要なポイントは強調する
  • ゆとりのある予定を組み、時間に余裕ができたとき用の予定も考えておく

スケジュール表は旅のしおりのメインとなる項目です。
メンバーで共有することで「ついてくるだけの人」をなくしましょう。

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