地図や観光情報

旅行するなら事前に旅先の情報を集めておくことをオススメします。なぜなら、調べておくと旅先のことをよく知ることができ、旅行がより楽しくなるからです。

調べた内容は旅のしおりに載せておくと旅行のメンバーと共有ができます。実用的で便利というだけでなく、きっと旅行への期待もふくらむはず。

では事前に調べておくといい情報って何でしょうか。

旅先の地図であったり、交通について、歴史などの情報など、これを知っておくと旅行が楽しくなるというような情報が旅のしおりに載せるべき情報と言えるでしょう。

ここでは旅のしおりに載せておくと便利な情報とそのメリットについて紹介します。

旅のしおりに旅先の情報を載せるメリット

旅行はメンバーの温度差が大きいとおもしろさが半減するもの。

例えば、歴史を事前に調べたAくんは京都を歩いているだけでいろいろな歴史を自然と思い浮かべます。何も調べてこなかったBくんは何となく京都をブラブラして楽しみます。二人とも楽しんでいるかもしれませんが、Aくんの感じている楽しさをBくんは共有できないのです。Aくんの感動をBくんは受け止めきれないでしょう。

一緒に旅行する人同士でこうした温度差を小さくするために旅先の情報を旅のしおりに載せて共有します。

また、旅行中にわざわざ調べるという手間を減らすというメリットもあります。交通情報や天気、地図なんかがそれに当たります。

※ただし、中には事前に調べないことで新鮮な気持ちで旅行に望めるというメリットを期待している人もいます。そういったポリシーを持っているのであれば、情報は必要最低限におさえてもいいかもしれません。

旅のしおりに書くべき行き先の情報とは

旅のしおりには、旅行の参加者に事前に知っておいて欲しい情報、知っておいたほうが旅行が楽しくなる情報を中心に記載します。

例えば次のようなものがあります。

地図

地図があることで今いる場所がどこなのかなど、位置関係を把握することができます。

例えば、自分の家と旅行先の位置関係。広域図を載せることで「旅行先がどこにあるのか」「どれくらい離れているのか」「北なのか南なのか」がイメージできます。

旅行で訪れる予定のスポットが落とし込まれた地図では「観光スポットごとの位置関係」が分かります。

街ぶらするときなどは、より詳細な地図を用意することで「どんなお店がどこにあるか」「どの辺を歩くと楽しそうか」などをチェックできます。

旅行中は「どこを旅行し」、「どのような道筋で移動したのか」を意外と把握できていないもの。それが地図があるとイメージできるようになります。

また、地図に訪れる日時を記載することで日程表を兼ねることもできます。

交通情報

旅行で利用する交通機関の情報です。

利用する時間帯の時刻表や路線図があると旅行中にスマホで調べる手間がなくなります。

また、電車やバスの路線図などはその土地の駅名などに触れることができ新鮮に感じることができ意外とおもしろいものです。

観光情報

観光情報はこの情報を知っておくと旅行をもっと楽しむことができるという情報に限定するのがいいでしょう。

例えば歴史です。

どの時代、どんな有名人物に縁がある土地かなど予備知識を入れることで、その場所をより詳しく楽しく訪問することができます。

また、特産品や名物料理、お土産などの情報もオススメです。事前に知っておくことで、旅先で迷わずその土地のものに出会うことができます。

必要なお金

移動の費用や、宿泊費、入館料などの必ずかかる費用についての情報も記載しておくと親切です。

必要最低限の費用が分かると持っていくお金を準備しやすくなります。

必要な持ち物

持っていたほうが楽しめる、ないと困る持ち物は事前に調べておきましょう。

予約したツアーで必要な物がある場合もあります。温泉に水着が必要な場所もあるでしょう。

持ち物を細かく指定する必要はありませんが、これがないと楽しめないという持ち物は共有しておきます。

天気予報

旅行の日程中の、旅先の天気予報を記載しておきます。

天気や気温の予報を確認することで、それに対する事前準備（雨具や衣服）も整います。

情報を載せる際の注意点

中にはこういった事前情報を嫌う人もいることでしょう。

せっかくだから実際に行って自分の目で見た時の感動や体験を大事にしたい、という考えです。

こういう人がいる場合はネタバレに気をつけて旅のしおりを作ることがオススメです。

特に写真を載せることは止めておいた方がいいかもしれません。写真ははじめに見る感動を奪ってしまう可能性があります。

旅行を深く楽しめる情報を

ここでは旅のしおりに載せたほうがいい旅行先の情報とそのメリットいついて紹介しました。

ガイドブックのように情報満載の必要はありません。

必要な情報を適度に。

知っておいたほうが旅行が楽しくなる情報という条件を大切にして、事前情報を旅のしおりに掲載しましょう。